いなあものPalmware開発日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-08-23

[]ゲームは蘇える ゲームは蘇える - いなあものPalmware開発日記 を含むブックマーク

僕の高校生時代と言えばもう20年前になるのだけど、この時期はカシオのPB-100というポケットコンピュータゲームを書いていた時期でもある。

アドベンチャーゲームシューティングゲームなど、バリエーションも多彩だった。

今よりもずっと想像力が豊かだったのだなぁとつくづく思う。

また、僅か1500ステップ程度のメモリ容量しかないポケコンで、よくもこんなにプログラムが書けたものだと感心すらしてしまう。

さて、そんな中でStarCarrierというゲームが生まれた。

僕の作ったゲームの中で、最も好評だった3部作の1つだ。

授業中、僕のポケコンはStarCarrierとともに、友達の机を転々としていた。それが結構自慢。もっとも、おかげで勉強はさっぱりだったが…。

勉強がさっぱりだったおかげで僕は大学付属高校に通っていたくせに浪人する羽目となる。

その浪人時代に、僕は「3部作」を某パソコンゲーム雑誌に投稿した。

その3部作のうち2つは採用された。落選したのがStarCarrier。

実は、3部作の1番人気だった。

ショックだった。

でもしょうがない。

そのままStarCarrierは過去の思い出として一旦は葬られたのだ。mizuno-ami氏の「オレ金」というアプリを見るまでは。

ご存知の通り「オレ金」はゲームスコアをOreCaという仮想マネーに換算してOreCa対応ゲームの間で使い回しができるシステムだ。

このアイデアは使える!

「オレ金」の仕様を見たとき、Palmで動作するStarCarrierの構想が、堰を切るように溢れてきた。

そう、金、金、金。

宇宙を駆けずり回り、時には海賊と戦いながら金を稼ぐ。

StarCarrierは金がなくなるとゲームオーバーだが、OreCaに対応すれば他のゲームでせっせと稼ぎ、任務を全うすることも可能だ。

もうお分かりの通り、こうして生まれたゲームがStarTruckだ。

ゲームの名前こそ変わったが、中身はStarCarrierのスピリッツそのままである。

惑星鉱物資源や宇宙ステーションで扱う商品が増えたとか、細部は様々に拡張されているが、宇宙マップの表記や、BlackCatsの名称などは全く昔のままだ。

StarCarrierを知っている人なら、それこそ指をさして笑ってしまうかもしれない。

そしてさらに嬉しかったのは、StarTruckがNS Basicプログラムコンテストグランプリを受賞したこと。

雑誌投稿でボツになったアイデアは、20年前後に世界一の称号とともに蘇えった。

僕にとってこんなに嬉しいことはない。

ちなみに…当時雑誌掲載で出版社より頂いた原稿料は8,000円程度だったと記憶している。

NSBのコンテストでいただける賞金は$100の外貨小切手

手数料差し引くと大差はない。

これもまた不思議な因縁を感じる。